オトンナ・カカリオイデス発芽・実生方法

オトンナ・カカリオイデス

我が家のオトンナ・カカリオイデス(Othonna cacalioides)から種子が取れたましたので、実生方法をまとめてみます。発芽環境が、他と違う部分もありますので、ご参考になればと思います。

オトンナ・カカリオイデスとは

オトンナ・カカリオイデス

⇧我が家の特大カカリオイデスさん。成長期はずっと開花している。

オトンナ属で、塊根部が楕円形のようになるのが特徴です。成長期は、春や秋。いわゆる冬型といわれるタイプの植物。成長期には、雌雄異熟・雄性先熟の黄色の花を咲かせます。

受粉を行うのではあれば、2株以上あると種子が取れやすい印象です。※私は自家受粉未確認です。できるそうですが…

~播種(10月29日)~

今回用意したのは、合計12粒。取れたて新鮮一カ月以内にとれたものです。

播種方法としては、低温湿潤管理を使用します。

低温湿潤管理は、いたって簡単。キッチンペーパーを湿らせてジップロックに保管→冷蔵庫に放置。オトンナにかかわらず、冬型には効果的だそうです。冷蔵庫に入れる場合は、ドアポケットをオススメします。冷蔵室は3~5℃、ドアポケットは6~9℃

カカリオイデスの発芽温度は、私調べで5~15℃程度だと思われます。今回私はドアポケットを使用します。でも、気温が低くなれば、室内でも発芽可能でした。(by東北在住者)

光は必要ないの??と思われる方もいらっしゃると思いますが、オトンナ・カカリオイデスは必要ありませんでした。(逆に光があったら、ダメとも限らないと思います。)

~発芽(11月7日)~

播種から、約2週間。すべての発芽を確認ができました。管理としては、冷蔵庫に保管するだけ。

ちなみに、オトンナ属すべてに当てはまるか分かりませんがゼリー状の液体が出てきます。ゼリーが出ない場合は、発芽しない可能性が高いです。また、ゼリーが出ても発芽しない場合もあります。

※メルカリで3カ月前に採取した種子6個を播種した際は、ゼリー状の液体は出たもの結局発芽しませんでした。種子の管理の問題なのか、種子の新鮮さの問題なのか、発芽管理の問題かわかりません。もし、購入するのなら採取時期が近いものを選んだほうが良さそうです。

用土に移し替え後↑

~双葉展開(11月22日)~

オトンナ・カカリオイデス

双葉の展開自体は、11月11日には終わっていましたが、写真がないので22日で。分かりづらいとは思いますが、新たに発芽管理を終え植え込みを行っています。

ゼリーはだんだん、粘りがすごくなってくるので双葉の展開を邪魔する可能性があります。取れそうだったら、取ることをオススメします。

~まとめ~

オトンナ・カカリオイデス

かなり増えました。もう1鉢あります。↑

低温湿潤処理、かなり簡単かと思いますが、結局のところ種子の新鮮さが発芽にとっては一番といえます。何月採取なのか、気にかけて購入することが発芽への成功だと思われます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました